7月最終日、日本のXでは「#今月描いた絵を晒そう」を使い、その月に制作した作品をまとめる投稿が増えた。4枚または9枚の画像を一つの画面に並べる形式が多く、制作日順に配置して変化を見せる投稿もあった。
内容はオリジナルキャラクター、漫画・ゲームなどの二次創作、風景、人物画、商業依頼まで幅広い。同じ作者の作品を一度に見ることで、題材の好み、構図、線の使い方、色彩の変化が分かりやすくなる。
作者にとって月末のまとめは、単なる宣伝ではない。完成数が予想以上に多かったことを確認する人もいれば、思うように描けなかった一か月を振り返り、翌月の目標を書く人もいる。継続のための軽い自己評価として機能している。
タグは新しい作者を探す入口にもなる。転送や推薦によって、普段は別々の個人アカウントにある作品が同じ時間軸に集まり、ポートフォリオ、依頼受付、通販ページへつながる場合もある。
固定された月末タグがあることで、投稿のきっかけを作りにくい作者でも参加しやすい。SNS上の一時的な流行でありながら、毎月積み重ねれば個人の制作履歴にもなる点が、このタグが繰り返し使われる理由の一つだ。