7月31日は月末の金曜日に当たり、「プレミアムフライデー」が日本のXで再び話題となった。「現在も実施する会社はあるのか」「早く仕事を終えられるのか」といった投稿に加え、制度を懐かしむ声も多かった。
プレミアムフライデーは、政府と経済団体が月末金曜に早めに仕事を終えることを呼びかけ、買い物、外食、旅行、家族との時間を増やす狙いで始めた。消費喚起と働き方の見直しを同時に進める構想だった。
制度開始時には「午後3時に退社する日」という印象が広がったが、経済産業省は現在、企業と個人の事情に合わせた柔軟な実施を案内している。必ず午後3時に終業する全国共通の制度ではない。
一方、専用の推進サイトは2023年に閉鎖された。企業の運用が定着しなかったこと、月末が経理や営業で忙しい職場も多いこと、早く退社できる人が限られることなどから、社会全体の行動を変えるほどの存在感は持続しなかった。
現在のXでは、実際の制度利用を報告する投稿よりも、「まだあったのか」「今日はプレミアムフライデーらしい」といった回顧や職場の冗談として使われる例が目立つ。言葉は残っているが、政策としての位置付けは大きく変化している。