日本の学校の標準化

馬督工が一期で学校を標準化させ、学校の最低基準を高めることを紹介しました。少なくとも、学校の食堂の食事が批判されにくくなります。これを聞いて gledos は、日本 の作品に登場する学校は、類似度が高いことに気づきました。これは日本 の小中学校が、意外にも標準化されていることを示しているのでしょうか?

《涼宮ハルヒの憂鬱》 で、涼宮ハルヒが幼い頃に学校のグラウンドで、宇宙人との交信を試みるために地面に絵を描く際、線車(ラインカー)という道具を使っていました。これは炭酸カルシウムの粉末で走路を描くことができるものです。日本 の小中学校の校庭は泥や砂で覆われているため、このような道具が必要となるのです。

また、入学に関する作品では、校門に白い「入学式」と書かれた看板が掲げられています。卒業時には、卒業証書を丸めて、深色の筒に入れます。そして、これらの入学式や卒業式は、基本的に体育館で行われます。

文部科学省の『小学校設置基準』第十条によると、小学校には(屋内)体育館を設置しなければならないとされています。ただし、地域の条件やその他の要因により制限される場合は、体育館を設置しないことも可能です。もちろん、以前ご紹介した 保健室 や、作品によく登場する校内プールも、二次元ファンにはおなじみの日本 の学校風景を構成しています。

2021 年 現在、日本 の小学校の 87 % 、中学校の 65 % が屋外プールを設置しており、その割合は非常に高いです。しかし、これは『小学校設置基準』で定められた施設ではなく、『学習指導要領』において、水泳などの体育科目が必須とされているためです。

このように標準化された学校施設と、いくつかの共通の文化が、日本 の学校を比較的平等にしています。具体的には、財政的に交付金などの手段を用いて、日本 の農村部と都市部の学校財政の分配を比較的均衡させています。また、教師のローテーション制度により、教師の質も均等化されています。そして、前述したインフラの標準化により、学校のインフラが不足したり、劣悪になったりすることがないため、日本 の小中学校は 基礎教育均等化 を実現していると言えるでしょう。